広東外語外貿大学は中国広東省の省都である広州市に位置している。華南地域最大の都市である広州市は、北京、上海に次ぐ中国で三番目に大きい大都市で、古来から「中国、南の玄関口」として称されてきた。今日の広州は、中国国内で商業活動が最も盛んな貿易都市として繁栄しており、文化的にも長い歴史を誇る。
● 広州は亜熱帯に属する港湾都市で、気温が年間を通して暖かく、つねに一定の湿度を保っており、春夏秋冬ごとに個々の季節感を感じさせる色とりどりの花が咲き誇ることから、「花の都」として知られている。また、これらの花の風景が珠江と白雲山によって形どられているゆえ、広州は「世界の花の都」としても名をはせている。
● 広州は空の便はもとより、陸路と海路ともに交通至便の地であり、世界主要都市を結ぶハブ都市に変貌している。また、隣接する香港とマカオまでの移動時間は、車でわずか二時間である。
● 「食は広州にあり」ということわざがあるように、広州はグルメの都市としても有名である。
● 広東外語外貿大学北キャンパスは広州市白雲山景勝区内に位置しており、白雲山の緑の恵みによる新鮮な空気と山から流れてくる川のせせらぎを満喫しながら勉強できる、理想の場所である。